外出などをしていて、「ハムスターがどう過ごしているか飼育的な観点から確認したい」、「寂しくなってしまいハムスターのお顔が見たい」
そういった感情を抱くことは、ハムスターの飼い主であれば経験があるのではないでしょうか?
そんな時、ペット用の監視カメラを検討するのもアリですが、そういった監視カメラを購入せずともスマートフォンアプリを利用する事である程度代用が可能です。
まずはお金をかけずにスマホを有効活用してみて、「物足りない」ということであれば、ちゃんとした監視カメラを購入するという流れでも良いかと思います。
この記事を読むことでわかること
- スマホアプリ「アルフレッド」を使用して、監視カメラ化する一連の手順
監視カメラ機能を持ったアプリはいくつか種類がありますが、「アルフレッド」というスマホアプリを利用して、ハムスターの様子を外出先から確認する方法をお伝えしたいと思います。
本記事で「何が必要」で、「何をするか」簡単にお伝えします。
使っていないスマホ(タブレット)を監視カメラに利用
- 2台の端末に「アルフレッド」をインストールする必要があります。
- 1台は自宅に置き、監視カメラの代わりをさせます。
- もう1台の方は、普段利用しているスマホになるかと思いますが、監視カメラの映像を参照するための端末になります。
- 監視カメラの代わりになるスマホはインターネットに接続できるのであれば、SIMが入っていなくても問題ありません。もちろんタブレット端末でも問題ございません。
以上のことから、普段使っていない(余っている)スマホが手元にない方はこの記事を読んでもあまり参考にはなりません。
目次
アルフレッドでできること
アルフレッドというアプリケーションを紹介するとお伝えしました。そして、監視カメラの代わりになるとお伝えしました。
では、実際にアルフレッドで何ができるのでしょうか。おおよその機能はこちらになります。
ライブカメラによるリアルタイムモニタリング
スマホカメラの機能を利用し、リアルタイムに状況を確認できます。例えば、ハムスターが動き回っていればその様子が把握できます。
動作検知録画・通知機能
上記、ライブカメラ機能を用いれば、アプリにより、リアルタイムにハムスターが何をしているが確認が可能です。更に便利な機能がこの動画検知・通知機能です。
この機能はモノや人の動きを検知して、動画として録画したり、ユーザに通知してくれる機能です。ハムスターが動いたことを知らせてくれたり、動画を録画してくれるので、非常に便利です。
動画撮影機能による手動録画
動作検知による録画以外にも、自分が監視映像を保存したいタイミングでも録画は可能です。もちろん、遠隔からも動画撮影可能なので、ちょっとした確認をしたい時なんか便利です。
その他機能
その他にも下記のような機能を持っています。
- ライト(懐中電灯)機能
- マイク機能
- 暗視カメラ機能
留意点としては、アルフレッドの画質はそこまで良くありません。とはいえ、機能としては十分に満たしていますし、直観的な操作が可能です。
スマホを監視カメラにするための流れ
スマートフォンを監視カメラにするための流れを紹介していきます。
やることは下記の2点です。つまり、自宅で監視カメラにするスマホと普段使用するスマホの2種類にアルフレッドをインストールするだけです。
やること
- 「監視カメラにするスマートフォン端末」にアルフレッドをインストールおよび設定する
- 「監視カメラの映像を確認するスマートフォン端末」にアルフレッドをインストールおよび設定する
アルフレッドを利用するためには、Googleアカウントが必要です。
もし、Googleのアカウントを持っていない方は、先にGoogleのアカウントを作成すると良いでしょう。
「監視カメラにするスマートフォン端末」にアルフレッドをインストール/設定
まずはスマホを監視カメラ化していく工程です。iOSであればApp Store、androidであればPlayストアからアルフレッドをインストールしていきます。
ここから先のインストール方法はandroidによる手順ですが、設定はiOSであってもあまり変わらないです。
以降からはアルフレッドのインストールおよび設定を解説します。
アルフレッドのインストール
- まずは、App Storeもしくは、Google Playから普段アプリをインストールするのと同じ要領で、アルフレッドをインストールします。
- インストールし、アルフレッドを開くと下記画面が表示されるので、この画面になるまでスワイプしていきます。
- こちらの画面まで遷移したら「スタート」を押します。
- ビューアー(カメラの映像を見る側)とカメラ(監視カメラにする側)のどちらで使用するか聞かれていますので、「カメラ」を選択して「次へ」を押します。
- アルフレッドはGoogleのアカウントを利用しますので、「Googleにログイン」をタップします。
- なお、監視カメラ側と映像を見る側のGoogleアカウントは同一である必要がありますので注意してください。
- ここまでの手順を終えるとカメラが起動してくると思います。カメラ側の設定としては一旦OKです!!
「監視カメラの映像を確認するスマートフォン端末」にアルフレッドをインストール/設定
続いて、監視カメラの映像を見る側のスマホの設定ですが、基本的には上記手順と変わりはなく、ビューアー(カメラの映像を見る側)とカメラ(監視カメラにする側)のどちらで使用するか聞かれるところで「ビューアー」を選択します。
- 先ほど同様の手順でアルフレッドをインストールした後、アプリを開きこの画面で「ビューアー」を選択
注意点としてはGoogleアカウントでログインする際は、カメラ側と同様のアカウントでログインしてください。そうしないと映像が見れなくなってしまうので。。
- Googleのログインまでを終えると監視カメラ側の映像が見えるのではないでしょうか?(もし監視カメラ側の端末でアルフレッドを起動させていない場合は、アプリを再度起動させてください)こんな感じの画面が出ると思います。
- こちらの画面を押します。
- 下記のような感じで監視カメラの映像が表示されます。
- ここまでくれば成功です!!
監視カメラ側スマホを設置しハムスターを監視
ここまでの作業により、細かい設定をせずとも、この状態までやっておけば、使える状態になっているはずです。
あとは実際にハムスターケージがキチンと映る位置に監視カメラ用の設定をしたスマホ端末を設置して、その映像がキチンともう一方の端末で監視カメラの映像が映ることを確認してください。
スマホを固定させるためにスマホスタンドやスマホに対応した三脚を利用した方が良いでしょう。
また、アルフレッドで監視カメラ用スマホ端末ですが、バッテリーを結構消費しますので、外出する際は充電をしながらアルフレッドを起動することをお勧めします。
充電を忘れて長時間外出するときはだいたい充電切れで落ちてしまっています。
ちなみにここまでセットアップできればこんな感じでリアルタイムでモニタリングできているはずです。

より監視カメラっぽくするための動き検出
上記までの設定でできたのは、リアルタイムのモニタリングです。確かに自分が気になった時にビューアー端末から自宅のハムスターの様子は確認できますが、都度、ハムスターが現れたか確認するのは面倒です。
そこで、動き検出機能を利用し、ハムスターが動いた時にビューアー端末に通知したり、その映像を録画できるように設定していきます。
動き検出の設定方法
ビューアー側の端末でアルフレッドを開きます。(カメラ側の端末もアルフレッド起動していること)
- 設定ボタンをタップして、設定画面に遷移する

- 設定画面の「動き検出」を下記のように有効化する

設定の方法としては以上です。細かな設定項目については色々と必要に応じて、変更してみてください。
さいごに
アルフレッドを利用することでスマホを簡単に監視カメラ化することができます。
使っていないスマホや家の中で使っているタブレットを持っていて、外出先からハムスターを監視したい方は是非検討してみてください。
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