床材「ケアペーパー」についてレビューしていきます。
ケアペーパーは「紙」の床材としては、有名な商品だと思います。白くて、ほぐすとふわふわになってくるのが特徴的な商品ですが、この記事ではそんなケアペーパーを深堀りしていきます。
目次
ケアペーパーをおすすめできる人、おすすめできない人
こんな人にはケアペーパーをおすすめします
- ハムスターの糞尿の状態確認や怪我などによる出血を把握しやすくしたい人
- ウッドチップのアレルギーが気になる人
- 白い床材が欲しい人
こんな人にはケアペーパーをおすすめしないです
- 床材に掛ける金額コストをウッドチップの価格以上に掛けれない人
- ケアペーパーをほぐす手間を面倒と感じる人
- 床材をほぐす過程で発生するホコリが気になる人
ケアペーパー 特徴
商品としての特徴(謳い文句)としては下記の通りです。
- 多層構造で優れた給水力
- ふんわり抜群のクッション性
- アレルギー・刺激性をより低減
そして極めつけは下記のキャッチコピー
ソフトな紙性マットの多層構造!
これが、吸水力抜群で、
ほぐすとふんわり雲の中!
どういうことでしょうか?
もう少し商品説明を見ていきたいと思います。
原材料
シンプルな原材料です。つまり、
「紙」です。
補足をすると、ケアペーパーに利用される紙は、天然素材を原料にしているそうで、それは、衛生用品や紙おむつなどにも使用された高品質な紙だそうです。
圧縮された紙素材ならではの特徴
高品質な紙をメーカーで何層にも重ねて圧縮をして、適度なサイズにカットしたのが、「ケアペーパー」のようです。
ゆえに吸水力も高いというのが、利用なのでしょう。
「圧縮」と表現されていますが、そのペーパーをほぐしていくと、何倍にも膨らんでいき、柔らかくなっていくのが、最大の特徴ではないでしょうか。詳細はレビューに譲りますが、使い方としてもポイントになってくるところです。
ケアペーパー 口コミ
消臭ペーパーマットの代表的な口コミを紹介します。
- ハムスターによっては、ケージにそのまま入れてもほぐしもしない
- 圧縮してあるので固目だが、ほぐすと何倍にも膨らんでふわふわになる
- こちらの床材は、紙なのでアレルギーの子には最適
- ケージに入れる前にほぐしてあげるといい。ただし、一つ一つがしっかり圧縮されてるので、キレイにほぐすにはなかなかの根気がいる
- ほぐす際に、ほこりがかなり出る
- 木製のチップと比べる若干割高だが、おしっこや血痕など、何か異常があるときには非常に分かりやすい
- 白色なので汚れなどの確認がしやすい
ある程度、ほぐしてあげることにより、「真価」を発揮するという意見で、ハムスターケージに入れる前に「人の手」でほぐしてあげるひと手間をした方が良いようです。
また、その際のほこりを気にする意見もあります。
その他にも「ケアペーパー」の色が白く、異常や汚れを確認しやすいという意見がありました。
ケアペーパー レビュー
ここからは実際にケアぺーパーを使ってみたレビューを記述していきます。
床材としての特徴性確認
口コミにもあったように、ほぐす前と後で激変する印象です。
ほぐす前
一つ一つがかなり「固い」という印象を受けました。鋭利とは言わないまでも、この固さとケアペーパー自体の形状から、そのまま使うにはあまりおすすめできない印象です。
そして、圧縮されているため、このまま利用するとコストパフォーマンスも良くなく、すぐに使い切ってしまいます。
上記理由から、基本的にこの状態で利用することはおすすめできません。
ほぐす前のケアペーパーの写真です。
ほぐした後
ほぐすことにより、ふっくらとしていき、印象が変わります。
ほぐすことにより、角っぽさや固さがなくなっていき、打って変わって使いやすい印象になります。床材としてのボリュームも何倍にもなり、ほぐす前に感じたコストパフォーマンスの悪さは解消されました。
ほぐす作業をしないとケアペーパーの良さを実感できないままでしょう。
このケアペーパーは、ハムスターケージに入れる前に人間の手でほぐす作業をしてあげるというのが、使う上での最大のポイントだと思います。
ほぐす際には、やはり「粉っぽさ」や「ほこり」が出ますので、気にされる方には、ケアペーパーをお勧めしません。
こちらはほぐした後のケアペーパーの写真です。(分量はほぐす前の写真と同じです)
ケアペーパーのほぐし方
上記写真のようにケアペーパーをほぐしていく方法を紹介します。
私が実践しているほぐし方は、
- 片手で適量のケアペーパーを掴みます。
- もう片方の手も添えて、擦り合わせるようにします。
更に細かくしたい場合は、上記手順に加え
- 擦り合わせた後で、手に持ったケアペーパーをむしるようにちぎっていく
固い部分が多く、気になる場合は、
- 手に持ったケアペーパーを丸めて、柔らかくしてからほぐす
という具合にほぐしています。参考になれば幸いです。
ケージに敷いてみた印象
ほぐしてからケージの中に入れてみました。
ほぐしてからであれば、ハムスターも動きやすそうです。
そして、ハムスターが自分でさらにケアペーパーをほぐして巣箱へ持っていったり、ふかふかにしたケアペーパーの中を潜ったりして遊んでいます。
トイレで以外でおしっこをしてしまった時も分かりやすくなりました。
木製や茶色の紙性床材を利用しているときは、おしっこした直後であれば、濡れているので分かりましたが、ケアペーパーであれば「変色」により、時間経過しても認識できます。
初見で最も印象的だったのは、ケージ内が「華やか」になることです。ケアペーパーが白いこともあり、ケージ内は明るくなりますね。
インスタグラム等のSNSを利用している方で、中々「インスタ映えしない」と思っている方は、ケアペーパーに変えるとだいぶ変わるかもしれません。
費用対効果
前述の通り、ほぐす前と後で変わってきます。
とはいえ、木製のマットと比較するとどちらの状態であっても高いでしょう。
ほぐした後であれば、紙製の床材としては、それほど割高な感じはしません。
ただし、人の手で「ほぐす」という稼働時間が発生してしまいますので、この作業に時間を取ることでできない人にとっては、高いでしょうし、買ってはいけない商品だと思います。
さいごに
ケアペーパーを使うのであれば、ほぐす手間は考慮しておいた方が良いでしょう。
そのほかの床材についてはこちらを参照ください。
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