給水器

ハムスター用の給水器 適切な選び方

ハムスターはそれほど水分補給が必要な動物ではありません。ハムスターが水分補給する手段としては、「野菜や果物などの食物から水分を摂取する」、「水を飲む」の2つがあります。

給水器を使うことで、「ハムスターが水で体を濡らさないで済む」、「ハムスターが掻き出した床材や砂が入ってこないので新鮮な水を提供できる」などのメリットがありますので、給水器は必ずケージに設置したいです。

給水器には数多くの商品があります。当然、飲食に関わることなので非常に重要です。

この記事はおすすめのハムスター用給水器を紹介します。

 

 

ハムスターの給水器 種類について

一般的に売られているハムスターの給水器には、いくつかのパターンがあります。

大まかには下記の2種類があります。

給水器の種類について
  • ケージに取り付けるタイプ
  • ケージに置くタイプ

 

 

ケージに取り付けるタイプ

ケージに取り付けるタイプは最もスタンダードな給水器のタイプでしょう。

私はこのタイプの給水器を一番におすすめします。

ワイヤーケージに取り付ける

ワイヤーケージに給水器を取り付ける方法です。

給水ボトルを固定するための「ホルダー」が付いた給水器であれば、大体ワイヤーケージに取り付けることができます。

多くの給水器でワイヤーケージに取り付けられるホルダーが付いてきますが、もしこの方法を実践するのであれば、念のため検討している給水器でワイヤーケージで取り付け可能か確認しましょう。

メリット・デメリット

メリット

  • 好きな位置、好きな高さに固定できる
  • 微調整も容易
  • 多くの給水器で対応可能

デメリット

  • ワイヤーケージに限定される

針金で給水器をぶら下げる

給水器に針金を付けて天井部分から吊るすという方法です。ケージの天井に針金を設置できるのであればこの方法を取ることができます。

多くの給水器に針金が付属していますが針金が付属しない場合もありますので、購入する際は気を付けましょう。

下記はプラケースの上蓋に針金を引っ掛けて給水器を吊るした画像です。

針金を天井部分に引っ掛けて給水器を吊るす

 

取り付け時は、上記画像のように四隅をターゲットに給水器をぶら下げた方が安定感があります。

メリット・デメリット

メリット

  • 高さ調整は割と楽にできる
  • 多くの給水器で対応

デメリット

  • 天井(もしくは側面)に針金を取り付けられる部分がないと無理

吸盤やテープで給水器を取り付ける

吸盤や両面テープが付属している給水器もあります。吸盤や両面テープをケージにくっつけて使います。

※給水ボトルとセットではなく、吸盤だけを売っている場合もあります。

ワイヤーケージの場合、このタイプの給水器は利用できませんが、プラスチックやアクリルであれば好きな位置に給水器を固定できます。

吸盤タイプの給水器

 

メリット・デメリット

メリット

  • 好きな位置、好きな高さに固定できる
  • 微調整も容易

デメリット

  • 吸盤やテープをハムスターに齧られる可能性がある
  • 安定感がない商品や劣化してくると給水器が落下のリスクがある

ケージ専用の給水器を利用する

ハムスターケージであれば、給水器が付属していたり、ケージの給水器取り付け穴にピッタリと嵌る給水器が別売りされていることが多いです。

下記はグラスハーモニーというケージに付属する給水ボトルと取り付けた様子です。

グラスハーモニー450 給水器グラスハーモニーと付属の給水器

 

プラスチックやアクリル、ガラスなどの素材は、ケージに給水器を安定して固定させるのがやや難しい部分です。

こうしたケージにぴったりな給水器はありがたい存在です。

メリット・デメリット

メリット

  • ケージ専用の給水器なので安定感があるものが多い

デメリット

  • 使えるケージが限定的である
  • メーカによって使えるものと使えないものがある

 

 

ケージに置くタイプの給水器

ケージの中に給水器を置くタイプの給水器です。置くタイプの給水器はあまりおすすめできません。

あまり詳しくは紹介しませんが、メリット、デメリットを先に伝えてしまうと…

メリット・デメリット

メリット

  • ケージの種類を選ばない汎用性がある

デメリット

  • 場所取ってしまう
  • 飲んだ水の量が一目で分かりにくい
  • 倒されてしまう可能性がある
  • 高さ調整ができないものが多い

そして、ケージに置くタイプの給水器には更に2つのタイプがあるといえます。

置き型の給水器ノズルあり

もし、置き型の給水器を選ぶのであれば、こちらの「ボトルのノズルがあるもの」を選ぶべきです。

理由は給水器内の水が新鮮に保て、ハムスターが水濡れしてしまうリスクが少ないからです。

ただし、給水器ボトルの「根本のゴム」などをハムスターが噛んでしまう、飲み口の高さを変えられないなど、欠点もありますので商品選びはしっかりと行いましょう。

置き型の給水器ノズルあり

 

置き型の給水器ノズルなし

置き型の給水器にはボトルのノズルがないものもあります。

下記の写真でいうと「窪み」に適量の水の溜まる仕組みになっています。

ノズルなしの置き型

 

正直このタイプの給水器はおすすめしません。

理由は床材が入りやすく、ハムスターが手足を水の中に突っ込みやすいからです。

このタイプの給水器をおすすめしている方がいるのであれば、何かしら対策をしているはずなので聞いてみたいです。

 

 

給水器の選び方

どんな給水器を選ぶべきなのか紹介します。

「使いやすい給水器」の理想は、下記全てが当てはまるものではないでしょうか?

給水器の選ぶポイント
  1. 水が出やすく、漏れにくいもの
  2. 給水ボトルが落下しにくいもの
  3. 飲み口の高さ調整ができるもの
  4. 自由な位置に取り付けられるもの
  5. 飲んだ量が一目で分かるもの

もちろん、上記全てを満たすものは中々ありません。

しかし給水器を選ぶ時には、上記に当てはまるかどうかチェックして商品選びをするのも手です。

特に①~②は最優先でしょう。ハムスターが水を飲みことができなくなったり、水で濡れてしまう可能性があります。

③ができると幅広いハムスターの種類に対応できますし、体の小さい子ハム、足腰の弱った老ハムは低めにするなどのハムスターの成長や老化に合わせて調整できます。

④ができるとケージレイアウトの自由度が増します。

⑤が前述しましたが、置き型の給水器に多いです。

置き型タイプは給水ボトルを陶器や木製の入れ物に入れて保護しているものが多いですが、一目で水の残量が分からないです。

ハッピーサーバー組み立て2陶器や木製の置き型の場合、中のボトルが見えないので水の残量が分かりづらいこと

 

ハムスターをお迎えしたばかりの時など、若干ですがチェックが面倒です。

 

 

おすすめの給水器

おすすめの給水器を1つ挙げるとしたら、下記の「マルチボトル」を選びます。

 

おすすめのポイントは下記の通りです。

おすすめのポイント
  1. ワイヤーケージで利用可能、針金が付属しており給水器をぶら下げて使用できる
  2. 2019/11/15現在マルチボトルを6つほど使っているが水が出ないというトラブルは一度もない
  3. ボトル用のホルダー(キャッチャー)に安定感があり、ボトルが落下することがない

どちらかというと若干水漏れ気味な傾向にあるような気がしますが、そう酷いものではありません。

おすすめの給水器について、補足をするとケージによって最適な給水器は変わるため、一概に「この給水器を選んでおけば間違い」というものはありません。

種類が体の大きいゴールデンなのか、体の小さいドワーフなのかによっても変わってきます。

下記は、各ケージごとに私が利用している給水器を示したものになります。今のところトラブルはなく稼働しているため参考になるはずです。

ケージ名利用している給水器ハムスター種類
ルーミィ60マルチボトル80
(ホイールジョイント併用)
ジャンガリアン
ロボロフスキー
グラスハーモニー450フラットアクアボトル 80mlジャンガリアン
ミニデュナマルチボトル80
(Pハンガー併用)
ジャンガリアン
鈴木製作所 プラケース(特大)マルチボトル80ジャンガリアン

 

ルーミィ60ベーシックで利用している給水器

ルーミィ60にホイールジョイントを設置してマルチボトル80を取り付けている

 

ルーミィ60では「マルチボトル80」を「ホイールジョイント」というパーツに取り付けて使っています。

 

 

ボトルの取り外しが容易、高さ調整が可能、取り付け位置がある程度自由な点がメリットです。

デメリットは、別途ホイールジョイントを購入する必要があることです。

また、ドワーフであっても、通常のルーミィ(ベーシック、ブルー、ピンク)だとボトルの飲み口がやや低めになってしまうかもしれません。

グラスハーモニー450で利用している給水器

グラスハーモニー450 給水器 グラスハーモニー450にはアクアフラットボトル80mlを取り付け穴に装着

 

グラスハーモニー450の給水器取り付け穴に「フラットアクアボトル」を取り付けています。

 

 

メリットは、ケージと同じGEXの製品なので給水器の安定感は抜群な点です。

デメリットは取り付け位置と高さが固定されてしまっている点です。

ミニデュナで利用している給水器

ミニデュナはPハンガーでマルチボトルを固定

 

ミニデュナでは付属の給水器は利用していません。ハムスターが水を飲みづらそうにしており、ボトルから水が減っていく様子もないため、現在はマルチボトル80を「Pハンガー」という吸盤で固定しています。

 

Pハンガーのメリットは吸盤タイプながら着脱が容易で、吸着も優れている点です。吸盤なので高さ調整も容易です。吸盤の位置も高めなので噛まれる心配がないです。

デメリットはPハンガー自体がそれなりの価格がする点と、このタイプのPハンガーは吸盤の位置が高めな分、ある程度ケージの高さがないと飲み口が低めなってしまう点です。

※吸盤位置を低めに設定されたPハンガーもあります。

Pハンガーの詳細についてはこちらが参考になります。

【ハムスター 給水器】吸盤なのに使いやすいPハンガー今回の記事ではプラスチック、ガラス製のケージをお使いの方に使いやすい給水器を紹介します。 ここで給水器は、針金で吊るすタイプでもな...

鈴木製作所 プラケース(特大)

マルチボトルを針金で取り付け

 

マルチボトルを針金で吊るして利用しています。プラケースの天井部分は針金を通せますし、ケージ端にもフィットさせやすいです。

メリットは高さ調整ができる点と別売りパーツを利用することがないので安価で済む点です。

デメリットは「針金を利用している感が出る」という景観的な観点と給水器を安定させるために四隅で安定させる必要がある点です。

 

 

さいごに

ケージやハムスターの種類、健康状態によって最適な給水器は異なります。

この記事を参考に最適な給水器を選んで頂けると幸いです。

 

 

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