ハムスターの飼育は難しいか?という疑問に答えていきたいと思います。
結論、ハムスターは飼いやすい動物だといえます。とはいえ、ハムスターを見た目通り弱い生き物ですので、ハムスターにとって少し過ごしやすく、危険が少ない環境を提供してあげる必要はあります。
この記事では、ハムスターを飼うのがハムスターを難しくない理由について、紹介します。また、後半では飼育する際に気をつけるべきポイントを紹介します。
目次
ハムスターを飼うのは難しくない!その理由は?
あらゆる面からハムスターを飼うのは難しくないといえます。難しくない理由は、ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
- 金額コストが少ない
- 騒音や臭いが少ない
- 家の中がキレイに保てる、汚れにくい
- 飼うために広いスペースがいらない
- ハムスターのような小動物なら飼育が許される賃貸物件をある
こう見るとわかると思いますが、間違いなく「飼いやすい」と感じますよね?
金額コストが少ない
まず、ハムスター自体(生体)の価格が安いです。私はジャンガリアンハムスターばかりを飼っていますがないのですが、2000~3,000円の握りしめてペットショップに行けば、毛色も性別も自由に選べ、お釣りがきます。しかもちょっと大きくなったハムスターは1,000円を下回って買えたりします。
ちなみにお迎え時に小さかったハムスターもすぐに大きくなってしまいますし、小さいハムスターは体調が安定しなかったりするケースもあるので、ちょっと大きいハムスターはおすすめです。
そのほかにも、ケージ、巣箱、回し車、床材、餌などの初期コストは10,000円掛かります。ランニングコストとしては、月々に餌や床材の買い足しで1,000〜2,000円から程度と考えておけば良いです。
哺乳類動物の中でも飼育に掛かるコストがトップクラスに掛からないのがハムスターでしょう。
ハムスターを初めて飼う場合に必要になる物はこちらにまとめていますので、参考にしてください。
騒音や臭いが少ない
まずは騒音について、ハムスターは犬のように吠えたりしません。ハムスター自身が発する音は本当に少ないです。
強いていえば、ハムスターを怒らせると鳴きますが、怒らせなければ良いですしそこまで音量は大きくないです。あと、回し車はうるさいですが、静かで振動が少ないものを選べばそれほど気にならないです。ハムスターを飼うことによって、騒音絡みでご近所とトラブルになることは少ないです。
続いて臭いについてですが、ハムスターはオシッコこそ臭いがありますが、ウンチはあまり臭いがありません。日頃からトイレ汚れをケージから取り除く必要がありますが、臭いは少ないです。
騒音や臭い問題に悩まされないって圧倒的に飼いやすいと言えますよね。
家の中がキレイに保てる、汚れにくい
ハムスターは基本ケージの中で飼います。そのため、家の中は綺麗に保てます。仮に部屋の中をお散歩させる「部屋んぽ」をしたとしても、猫のように壁紙をボロボロにしてしまったりすることはありませんので、家の中や家具へのダメージを少ないです。
また、ケージの中でも飼うため、汚れも出にくいです。床材として利用するチップやトイレ用の砂を交換する際にちょっとこぼれてしまいますが、その程度でしょう。
飼うために広いスペースがいらない
例えば、ジャンガリアンハムスターなどのドワーフハムスターを飼うために必要なケージの広さは、「35cm以上/奥行き25cm以上/高さ20cm以上」とされています。
ハムスターを飼うのに特別広いスペースは必要ありません。
ハムスターのために直射日光が当たらず、通気性がよさそうな、できれば部屋の隅っこをハムスターのために確保してあげればオッケーです。
住宅(家や部屋の大きさ)に限らず、飼えるので、ハムスターを飼う敷居は低いといえます。
ハムスターのような小動物なら飼育が許される賃貸物件をある
こちらは読んで字の如くですが、賃貸物件であってもハムスターのような小動物は、犬や猫に比べて飼育を許されているケースは多いです。
※当然のことながら無断で飼うことは許されませんので、必ず確認を取りましょう。
ハムスターは飼いやすいけど、気を付けたいこと
ここまでハムスターは飼いやすいところを見ていきました。とはいえ、ハムスターを飼う事がメチャクチャ簡単かというとそうでもありません。なぜならとても小さい体のハムスターは、その見た目通りとてもか弱い生き物だからです。
- ストレスに弱い
- 温度に弱い
- 体が弱い
- ハムスターを診てくれる病院が少ない
ハムスターはストレスに弱い
ハムスターは環境の変化にとても敏感な生き物です。ペットショップから家にお迎えしてしばらくは、全然慣れてくれません。新しい新居や飼い主のことをとても警戒しています。
ハムスターとの関係性を構築するのは、少し慎重な作業です。その点についてはこちらの記事にまとめましたので、参考にしてください。
ハムスターは温度の変化に弱い
ハムスターは温度に敏感な生き物です。温度のだいたいの目安としては20~26℃です。そのため、この日本においても特に「夏」と「冬」は注意が必要です。住んでいる地域は建物にもよるところはありますが、夏はエアコンを付けっぱなしした温度調節が欠かせないでしょうし、冬もエアコンで温度調節した方が無難といえます。
今年初めくらいに寒さ対策について書きました。こちらの記事が少し参考になるかなと思います。
ハムスターは体が弱い
ハムスターは見た目通り、体が弱いです。つまり怪我や病気には気遣ってあげる必要があります。毎日を怪我をしていないか?、病気と疑われてるような症状が出ていないか?ハムスターの体やうんちの状態を確認する必要があります。
下記では怪我や病気を未然に防ぐポイントを紹介しています。
ハムスターの飼育用品選びも怪我や病気を予防するポイント
ハムスターの飼育用品は色々ありますが、ハムスターにとってあまり良くない商品が出回っていたりもします。
飼育用品が良くないがために怪我をしてしまうケースもあります。例えばこちらでは「落下」について取り上げています。
ハムスターの飼育用品については、私が使ったことのある商品は可能な限りこのブログで紹介をしていますので、是非参考にしてみてください。色々紹介してきましたので、全てを挙げきることは難しいですが、一部参考として紹介します。
ケージについてまとめた記事はこちらです。
回し車についてまとめた記事はこちらです。
ハムスターの住む環境を衛生的に
毎日のお手入れとして、汚れた床材やトイレの砂を交換、餌や水の補充などが必要になります。10分程度で終わりますが、こういった毎日のお手入れをすることが病気を未然に防ぐことに繋がります。
時折、ハムスターのケージを大掃除してあげたりすることも大事です。
ハムスターを診てくれる病院が少ない
ハムスターは怪我をしていたり、病気になっていたりしても、その表情からは中々伺い知ることができません。ただ、そのままにしておくと死んでしまう可能性があります。上記でも紹介したように常日頃から健康状態をチェックしておく必要があります。怪我や病気が疑われてるようであれば、病院に連れて行った方が良いでしょう。
ただ、問題はハムスターを診てくれる病院が少ないということです。住んでいる近くに病院があるか事前に確認した方が良いでしょう。
この点については、こちらでも紹介していますので、参考にしてください。(ハムスターを飼う上でとても重要なことです。)
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