ハムスターの散歩をさせる必要があるか?ハムスターを飼い始めたばかりの頃はよく分からないですよね。
この記事では「ハムスターの散歩は必要なのか?」紹介します。
ハムスターの散歩は部屋です。外に出して散歩させることは基本ありえません。ちなみに部屋で散歩なので「部屋んぽ」と呼ばれています。
「部屋んぽ」の際には、リードはハーネスなどは不要です。また、ハムスターボール(代表的な商品だとランナーボール)も不要です。むしろ、これらを利用することにより事故が発生したという事例もあるようですので、使わないでください。
ハムスターに散歩は必要か?
いくつかの飼育書を読む限り、無くてもも良いという意見もあり、必須ではないようです。ただし、十分なケージの広さがあればという前提のようです。
また、ハムスターの散歩をさせるか、散歩させる前にどうかよく考えることをおすすめします。
なぜなら、部屋を散歩させるとハムスターがその場所を縄張りと認識してしまいます。そして、ハムスターは自分の縄張りに異変がないか、毎日パトロールする習性があります。つまり、散歩させるなら毎日散歩をさせないとハムスターがストレスを感じてしまうということです。ハムスターからしてみれば、人間の気分で縄張りを散歩できたり、できなかったりするなんてとんでもない話です。
※つまりハムスターからすると「縄張りのパトロール」が主目的な訳ですね。
なので、飼い主さん自身が「時間がある」人なのであれば、是非ハムスターを散歩させてください。「時間がない」人なのであれば、散歩させない方が良いかもしれません。
ちなみに下記に紹介する「ハムスターを散歩させる環境を用意する」と「ハムスターを散歩させる時の注意点」も読んでおいてください。
割と時間が掛かることが分かると思いますし、「毎日はシンドイな、、」と思われる方も多いのでは?
ハムスターを散歩させる環境を用意する
散歩をさせるのであれば、ハムスターが安全に散歩かつ脱走できないような環境を準備する必要があります。環境の準備というのは、下記のような危険を取り除いてあげるということです。
- テーブルの上や棚の上などの高いところで散歩させない
- 電源コードハムスターが齧ったら危険なものには退けるか近づけない
- 下記については片付けをする
- ハムスターに齧られて困るものや口にしたら危険なもの
- 人間の食べ物(床に食べカスなどが落ちていないか含め)
- ケガのリスクがあるもの(ハムスターが足を引っ掛けて怪我の危険があるものや画鋲や針など)
- ハムスターが入り込む隙間を塞ぐ(家具の隙間)
- 殺虫剤、粘着性のある害虫駆除剤
- 戸締まりをする(部屋のドアやふすま、窓など)
- 家具の隙間を塞ぐ
ハムスターを散歩させる時の注意点
ハムスターを散歩させる環境の準備ができたからといって終わりではありません。当たり前の話ですが、ドワーフハムスターなんか体長僅か10cm程度です。人間に踏みつぶされたら大怪我する恐れがあります。
ハムスターを散歩させる際の注意点はこちらです。
- 散歩中はハムスターから目を離さないようにする
- ハムスターを足はお尻で踏まないよう気を付ける
- 家族がいる場合ハムスターが部屋で散歩していることを伝える
- 散歩後はハムスターに怪我がないか?変わった様子がないかチェックする
散歩はハムスター飼う上での魅力の1つ
ここまで、ハムスターの散歩時の注意点を紹介してきました。ちょっと面倒に感じますよね?
しかし、散歩させることにより、間近でハムスターの魅力を感じることができますし、ハムスターとの「ふれあい」も飼う上での楽しみでしょう。ケージの外にハムスターを出す散歩のタイミングは、ふれあいにはピッタリです。
注意すべき内容を理解した上で、日々のお世話のルーティンの中に「散歩」を組み込んでみては如何でしょうか。
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