ハムスターの爪切り。その行為は「初心者の人は動物病院にお願いしましょう。」と注意書きされる事の多いです。
個人的には初心者だろうがハムスターを飼い始めてしばらく経過していようが、無理に飼い主自ら爪切りをする必要性はあまり感じていません。
この記事ではハムスターの爪切りについて深堀りしていきます。
目次
ハムスターの爪切り 飼い主が無理に行う必要はない その理由
ハムスターの体のサイズです。その爪はとても小さいです。
深く切りすぎてしまったりする恐れもあるほか、爪の根本の方にも血管が通っているため、その作業にはかなりの「慎重さ」が求められます。
ハムスターが自分の爪切りが下手なせいで怪我するのは物凄く抵抗があるので、私はハムスターの爪切りを一切やったことがありません。
また、自分の手先が器用では無い事と細かい作業が苦手だという事を人生経験から十分理解しています。
今後も私がハムスターの爪切りをすることはないでしょう。
また、爪が極端に長くなってしまう事も考えづらく、ハムスターが日々生活する中で、勝手に爪研ぎされていきます。
ハムスターの「爪」を気にしなければならない理由
結論が先行しましたが、そもそもなぜ爪切りをしなければならないのか?
その理由は、ハムスターは爪が伸び過ぎるとドンドン鉤爪状態になっていきます。
鉤爪になってしまうと、毛づくろいをしている際に、目を傷つけてしまったりする懸念があります。
また、爪自体が長くなっているので、折れやすくなってしまいます。
上記のような理由があるため、ハムスターの爪については気にしてあげる必要があります。
爪研ぎされやすい環境を提供する
前述しましたが、ハムスターを飼ってきた経験から言うと、爪を切らなければならないということはありませんでした。
ハムスターの爪は伸び続けるものですが、飼い主として気にしなければならないのは、爪切りをできるようにスキルアップことよりも、爪研ぎが自然のできる飼育環境を提供できるように意識を向けるべきでしょう。
とはいえ、これといって特別な何かが必要になる訳ではありません。
下記の飼育用品があれば、十分ハムスターの爪は研げると考えます。
- トイレ
- 砂浴び場
- 巣箱
- 回し車
基本的にはこれらのアイテムがケージの中にあれば良いでしょう。
例えば、爪が研がれやすいように「回し車に紙やすりを巻いた」などの情報(割と古い記事に多い)がググると出てきますが、そんなことをしてしまうと、ハムスターが怪我をしてしまうリスクが増えるだけだと思いますので、無茶苦茶な飼育環境にはしないでください。
爪が伸びてきたと判断できるようになることが重要
上記の通り、基本的には爪切りする必要はあまりないです。
トイレ、砂浴び場、巣箱、回し車などを準備しておけば、ハムスターが生活する中で自然に爪が研がれていくでしょう。
しかし、そういった環境を提供したとしても、爪が伸びてきてしまうケースも想定しておく必要があります。
ハムスターの性格や行動には、個性が出ます。全てのハムスターが同じように「爪」に関するトラブルがないと考えるのは、危険でしょう。
例えば
- あまり回し車を使わない
- 砂をあまり掻く事がない
などです。つまりハムスター個々の行動には、「差」が出ます。
また、怪我や病気、あるいは老衰などにより動きが不自由なハムスターについては、普段の生活の中で、爪研ぎ行為ができなくなってしまっている可能性もありますし、
何らかのアクシデントにより、爪が変形して伸びてしまったなどもあり得ます。
そのため、日々の健康チェックの中で、
- 爪が伸びていないか?
- 爪に異常は無いか?
といった点は確認しておいた方が良いでしょう。
爪が伸びていたり、異常があった場合は?
もし、爪が伸びて鉤爪になってきてしまったり、爪に異常があった場合には、どうするか?
その場合は、無理に自分で爪切りをする必要はありません。
動物病院でも対応をしてもらうこともできますので、相談してみましょう。
爪切りや爪に関するトラブル以外にも、ハムスターの病気や怪我があった時を想定するとハムスターを診てくれる病院が家の近くにあるかどうかは早めに確認しましょう。
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