ハムスターをひとつのケージで多頭飼いしたり、繁殖させようとしたりすると喧嘩に繋がってしまうことも珍しくありません。
この記事では、ハムスターが怪我(外傷)を負ってしまった際にどのような対応をすべきか紹介します。
目次
ハムスター同士の喧嘩により外傷を負ってしまったら
ハムスター同士が喧嘩をしてしまい、その結果外傷が確認された場合、速やかに下記の対応をすべきです。
- 怪我をしてしまったハムスターをケージから隔離する
- 外傷を負ってしまった患部がどこか確認する
- 病院に連れて行く
- 別のケージなどがあればそちらに移す
怪我をしてしまったハムスターをケージから隔離する
当たり前の話ですが、怪我をしてしまったハムスターをそのままにしておくわけにはいきませんので、ケージから隔離します。
怪我を負ったまま、同じケージで飼い続けてしまうと大怪我に発展してしまう恐れがあります。
外傷を負ってしまった患部がどこか確認する
目に見えて怪我している部分は綺麗な医療用ガーゼなどで止血しましょう。
また、ハムスターの体は毛で覆われていますので、分かりにくいのですが、複数個所に怪我を負っている可能性もありますので、他にも噛まれてしまって出血していないか?毛がむしり取られ禿げてしまった部分がないか確認しておきましょう。
また、消毒などの処置をしたくなる気持ちは分かりますが、人間用の消毒液などはハムスターに合わない可能性もあります。
自分で何とかしたい気持ちは分かりますが、病院でやってもらう方が良いでしょう。
病院に連れて行く
ハムスターに外傷が確認されたら、病院に連れて行きましょう。
仮に出血も多くなく軽傷であったとしても、病院に連れて行くことをおすすめします。
そのまま放置すると化膿しかねませんし、負っている怪我が想像以上にマズい場合もあります。
もし、病院がやっている時間であれば、その日のうちに病院に連れて行く方が良いでしょう。
しかし、夜行性のハムスターですので、怪我する時間帯が夜である場合も多いので、病院が診療時間外だったりすることもあるでしょう。
怪我の具合によりますが「往診」可能な病院を見つけるという選択肢もあります。
もちろん、獣医師に自宅まで駆けつけてもらうことになるので、かなり高額になりますし、住んでいる地域によっては対応が難しい場合もありますが、調べておいて損はありません。
通常の動物病院が診療時間外の場合、救急対応するか否かの判断はとても難しいですが、ハムスターの様子を見ながら判断するしかありません。
別のケージなどがあればそちらに移す
多頭飼いで怪我をしてしまった場合、病院に連れて行けたにせよ、連れていけなかったにせよケージを分ける必要があります。
上記でも説明した通りですが、怪我をしているのに、怪我のもとになったケージに戻しては更なる怪我に繋がる恐れもありますし、治るものも治らないです。
参考までに多頭飼いのリスクについてはこちらで紹介しています。
また、ケージには回し車などの遊具は外した方が良い場合もあります。走ることにより傷口が開いてしまうなどの怪我悪化に繋がりかねません。念のため医師と相談することをおすすめします。
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