飼う前に知っておきたいこと

ハムスターの多頭飼いは難しい ケージは別々した方が楽

ハムスターの多頭飼いはNG ケージは別々にすべき

この記事では、ハムスターの多頭飼いについて紹介します。

ここでの多頭飼いとは、複数匹のハムスターを同じケージの中で飼う場合を意味していますが、思いのほか難しいので私としてはあんまり推奨しません。

その理由を紹介するとともに、ハムスターを複数匹飼う場合の注意点を紹介します。

 

 

ハムスターの多頭飼いは難しい理由

ペットショップで見たハムスターたちが同じケージの中で重なり合って寝ている。その光景を見たことはないでしょうか?

是非、家でもこんな光景を見たいと思い、ハムスターを同じケージの中で複数匹飼おうとしているのであれば、なかなか難しいと言っておきましょう。

基本的には、1つのケージで多頭飼いできる期間は子供の頃のみです。

ペットショップの光景を良く思い出してほしいのですが、ペットショップで大きくなったハムスターは別のケージで隔離されて売られているのを見たことはないでしょうか?

そういったハムスターはちょっと大きいはずです。

なぜ大きいハムスターは隔離されているのかというと、ハムスターは成長とともに自我が芽生え、縄張りを意識しはじめます

同じケージに複数のハムスターがいたとします。ハムスターからすると縄張り内の敵がいると認識します。当然縄張り内に敵がいるわけですから攻撃してしまいます。

ましてや、狭いケージの中でのことです。自然界であれば、別の場所に縄張りを求めることも可能でしょうが、逃げ場もありません。

もちろん多頭飼いできるハムスターの種類もいますが、それでも難しい面もありますので、以降で紹介します。

 

 

多頭飼い可能なハムスターの種類

ハムスターには多頭飼いが容易な種類と難しい種類がいます。

多頭飼いできるのは、ロボロフスキーもしくはジャンガリアンなどのドワーフハムスターでしょう。

なお、ロボロフスキーが最も多頭飼いには向いている種類でしょう。

ゴールデンハムスターは多頭飼いが無理な種類です。

私はジャンガリアンで多頭飼いさせたことはありませんが、ロボロフスキーで多頭飼いさせたことはあります。

ですが、ロボロフスキーであれば容易に多頭飼いできるか?というと答えは「No」です。

Youtubeなどを見ればロボロフスキーで多頭飼いしている方は多いですが、そういった方々はしっかりと面倒見られているはずです。(詳しくは知らんけど…)

 

 

多頭飼いする上で理解しておくべき点

上記の通り、多頭飼いは単頭飼い(1ケージ:1ハムスター)と比較すると正直難しいです。

多頭飼いをするのであれば下記のようなことがあるという事を理解しておくべきです。

多頭飼いする前に理解すべき点
  • じゃれ合っているのか、攻撃しているのか分かりづらい
  • 一匹あたりの食事と水の摂取量が分かりづらい
  • 出血、血尿、軟便/下痢などの症状がケージ内で見つかってもどのハムスターなのか分かりづらい

じゃれ合っているのか、攻撃しているのか分かりづらい

多頭飼いの最も難しいところは、じゃれ合っているのか、攻撃しているのかよく分からないところだと個人的には感じています。

この判断は非常に難しく、「じゃれているだけだな」と思っていたら、次の日には、流血事件なんてこともあり得ます。

また、昼間は仲良く肩を寄せ合いながら寝ていたとしても、追いかけ回したりするなど昼夜での行動の変化も見逃せません。

一匹あたりの食事と水の摂取量が分かりづらい

単頭飼いであれば、ハムスターが取った食事量と水分量は明確に分かりますが、多頭飼いだと分かりづらいです。

例えば、ハムスターに与えるペレット量は5%~10%くらいと良く言われています。

>ハムスター 餌の量と与える時間帯は?

想像頂ければお分かりかと思いますが、多頭飼いだと実際に誰が何グラム食べたかは把握することは難しく、徐々に体格差などが出てくるとちょっと気になってきます。

出血、血尿、軟便/下痢などの症状がケージ内で見つかってもどのハムスターなのか分かりづらい

ケージの中を覗いた時などに、出血、血尿、軟便/下痢などのトラブルの痕跡が見つかったとしても、どのハムスターの身に起こったことなのか分かりづらいです。

もちろん、特定できないなんてことはあまり無いかなとは思いますが、単頭飼いに比べると特定に時間が掛かるケースもあります。

 

 

多頭飼いするなら、リスクに対応できるようにするべき

多頭飼いをするということは、単頭飼いするよりもリスクある飼い方をするということです。

多頭飼いならではのリスクに対応できるようにしましょう。

いざとなったらケージを分けることも視野に入れる

ペットショップで同じケージに入って仲良くしていたハムスターのペア(3匹以上も含め)や兄弟、姉妹であったとしても、多頭飼いは難しい場合もあります。

抽象的な表現になってしまいますが、一言で「相性」なんでしょう。

どうしても、追いかけ回したり、攻撃されてしまう個体はいたりするものです。

そういった危険を飼い主が察知したり、一度怪我をされてしまったなどに発展してしまったら、ケージを分けることをおすすめします。

多頭飼いする方は、「いざとなったらケージを分ける」という選択肢を常に意識するべきです。

怪我をしたら病院に連れていく

ハムスター同士の怪我が発生してしまったら、病院に連れて行くべきです。近くにハムスターに対応してくれる病院があるかどうかチェックしましょう。

>ハムスターの怪我や病気に備え覚えておきたい5つのこと

>ハムスターを病院に連れて行く

※飼っているハムスターがロボロフスキーであれば、ロボロフスキーに対応してくれる病院であるかもチェックした方が良いでしょう。

ちょっとでも、ハムスターが怪我をしてしまった人間ができることは傷口をガーゼで抑え出血を止めるなどくらいです。(間違っても人間用の傷薬は使ってはいけません)

傷が化膿して更に悪化するなんてこともありますので、早めに病院に連れて行ってあげてください。

 

 

以降では「単頭飼い」でハムスターを複数匹飼育する際の注意点などを紹介します。

単頭飼いで複数匹飼う時に気を付けたいところ

多頭飼いに比べれば、単頭飼いは確かに楽です。しかし、単頭飼いといえどもハムスターが複数匹いれば、勝手は変わってきます。

以降では単頭飼いで複数匹ハムスターを飼う時に気を付けてほしい点を紹介します。

ハムスターが複数匹いると増える負担① お金

上記でお伝えした通り、ハムスターは別々のケージで飼うべきです。

そのため、ハムスターが増えれば、ケージをはじめ飼育セット一式がハムスターの個体分必要になります。2匹飼うのであれば、2倍のお金が掛かります。

もちろん、ケージによっては専用の仕切りがあったりしますが、それなりの広さを求めるとそれほど節約はできません。

ハムスターが複数匹いると増える負担② お世話の手間

ハムスターが増えれば、その分お世話の手間が掛かります。飼っているハムスターの数だけ、餌や水を取り替え、汚れたトイレ砂や床材を回収し補充したりする必要があります。

たまにやるケージの掃除は本当に大掛かりな作業になります。

ハムスター1匹のお世話で消耗している人は、ちょっと難しいかもしれないですね。

複数匹飼育できる場所は部屋の中にあるか?

複数匹ハムスターを飼うという事は、ハムスターの数分ケージが必要になるということなので、複数のケージを置くための広いスペースが必要になります

新たに棚を新調するのもアリです。

注意してほしいのは、ハムスターは部屋のどこでも飼えるわけではありません。劣悪な環境にケージを設置しないようにしてください。

下記は、ハムスターの飼い方について紹介した記事ですが、部屋のどこにケージを置くべきか紹介しています。どこにケージを置くべきなのか知りたい方は参考にしてください。

>ジャンガリアンハムスターの飼い方

ハムスターが増えると臭いも気になる

※こちらは単頭飼い、多頭飼いに限らずの話です

ハムスターは比較的臭いが気にならない生き物だといえますが、複数匹になると確実に臭いによる存在感が増します。

部屋にずっといる時は気にならないですが、外出してハムスターのいる部屋に戻ってくると「臭うな」と感じます。

自宅に友人を招き入れる人は、ちょっと気にした方が良いでしょう。

>【ハムスターの臭い】 原因と対策について

ハムスター同士が接触しないように気を付ける必要がある

ハムスター同士の接触により、喧嘩を始めてしまう可能性を秘めています

複数匹飼う時にはこのハムスター同士の接触を避けるように気を付けましょう。

ダンボールをケージ替わりにしていた人は、ダンボールを破壊して隣のハムスターと接触してしまったなどの事例も耳にしたことがありますし、ケージを乗り越えて隣のケージに入ってきたなどもあり得ると思います。

そのほかにも、部屋を散歩させるのであれば、同じタイミングで散歩させないなど、ハムスター同士が接触を避け、平和に暮らせる環境作りをしてあげることが重要です。

また、家族と一緒に住んでいる方は、ハムスターが縄張り意識が強い生き物で、一緒のケージに入れてしまってはいけないことや遊ばせないようにすべきことを教えたり、周知する必要があるでしょう。

 

 

まとめ

この記事のまとめです。

  • 成長するにつれ、縄張り意識も芽生えるため、ハムスターの多頭飼いは難しい
  • 最も多頭飼いしやすいハムスターの種類はロボロフスキー
  • ただし、ロボロフスキーであれば多頭飼いが100%上手くということでもない
  • 多頭飼いは下記の3点が分かりづらい
    • じゃれ合っているのか、攻撃しているのか分かりづらい
    • 一匹あたりの食事と水の摂取量が分かりづらい
    • 出血、血尿、軟便/下痢などの症状がケージ内で見つかってもどのハムスターなのか分かりづらい
  • 多頭飼いならではのリスクに対応できるようにする
    • 相性が悪い、喧嘩して怪我をしたなどがあればケージを分ける
    • 怪我の可能性があるので、ハムスターに対応してくれる病院を見つけておく
  • 単頭飼いは多頭飼いに比べればリスクは少ないが、それでも飼い主の負担は掛かる
    • お金の負担
    • お世話の負担
  • 単頭飼いはハムスターの数分ケージがいるので、ハムスターが快適に暮らせる場所を確保することも重要
  • 複数匹のハムスターを飼うと臭いが気になってくる
  • ハムスター同士が接触すると喧嘩になる可能性もあるので、接触は避けた方が良い

多頭飼い自体は悪い行為ではありません。ロボロフスキーは特に群れで動くようなところもあり、多頭飼いが自然に近い姿なのかもしれません。

ただし、多頭飼いはうまく飼うには難しいところも間違いなくあるので、今回は多頭飼いの難しさとその理由を主に紹介しました。

 

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