ハムスターといえば「ひまわりの種」を連想する方は多いのではないでしょうか?
特にハムスターを飼っていない人そうでしょう。
そして、ハムスターを飼っているけれども、飼い方は昔飼ったやり方を踏襲しているような人は、ひまわりの種の主食に使っているかもしれません。
でも残念ながら、ハムスターはひまわりの種を食べなくても生きていけますし、ひまわりの種はハムスターの栄養バランスを考えると良くないです。
目次
ハムスターといえばひまわりの種は良くない
「ハムスター = ひまわりの種」なぜ良くないのか解説します。
ひまわりの種は脂肪分が多い
ひまわりの種はハムスターにとって「脂肪分」が多すぎます。
もしかしたら、「昔ハムスターを飼っていた時はひまわりの種を与えて育てていたけどなぁ」と感じる方も多いでしょう。
しかし、ハムスターの飼育方法もひと昔前と比べると、今は大きく変わっています。
また、ひまわりの種のみならず、種子全般においても同様です。
例えば、「アーモンド」、「クルミ」、「カボチャの種」などです。
ハムスター用の主食にひまわりの種や種子全般を使わないことが一般的です。決してハムスターにとって理想的な食事ではありません。
ハムスターを飼っていない人も、大量にひまわりの種を与えているような光景を見たら「ちょっとヤバイぞ」と思ってもらって良いです。
ハムスターの主食はペレット
ハムスターの主食は「ペレット」です。近年発売された飼育書では、「ペレットが主食」という旨の記述がほとんどです。
ペレットとは、ハムスターに適した栄養バランスを考え、様々な原材料を配合して作られた小粒のエサです。
例えば、「タンパク質」、「脂質」、「繊維質」などの栄養価が理想的な形でペレットの一粒一粒に詰まっています。
ハムスターはひまわりの種が大好き
ペレットについては説明しましたが、このペレットには実は「デメリット」もあります。
ひまわりの種をはじめとする種子系のものと比較するとペレットは嗜好性が低いです。
つまり、ハムスターにとってペレットは「あまりおいしい食べ物ではない」ということです。
逆にひまわりの種のような種子は、嗜好性が高いです。「大好物」ということですね。食い付き方がまるで違います。
ハムスターの主食はペレット、副食は野菜が理想
上記のようにペレットは嗜好性が低いです。
それでもハムスターに与えるべきはペレットがメインです。そして、副食であれば「野菜」にするべきです。
野菜であれば、嗜好性も高いものが多く、ビタミンやミネラルが得られますし、種子のように脂肪分が多くないので副食としては最適です。
「キャベツ」、「ニンジン」、「コマツナ」などはおすすめで、水気の多すぎる野菜はあまり適さないです。
そして、ハムスターはペレットをあまり食べたがりませんが、ハムスターが健康で長生きするためにも「ペレット主食」が最適です。
ハムスターを飼っていてペレットを中々食べないという事でお困りでしたら、ちょっと工夫してみては如何でしょうか?
こちらで紹介しています。
ハムスターの食事分量についてはこちらをご覧ください。
ひまわりの種は与えてはいけないのか?
もし、ひまわりの種を与えるにしても、「毎日」はやり過ぎです。たまにで十分です。
そして、ひまわりの種をハムスターに与えなくても全く問題ありません。
嗜好性であれば、上記で副食に挙げた野菜も高いので、喜んで食べるハムスターが多いでしょう。
さいごに
「ハムスター = ひまわりの種」という認知のされ方はこの記事のタイトル通りですが、「良くない認識」ですので、覚えておいてください。
特にハムスターの飼い主の方は、リスクを理解した上でハムスターにひまわりの種を与えてください。
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