ハムスターは小さくて、手狭な部屋でも飼いやすそうだし、お金も掛からなそう。そんな印象から一人暮らしでハムスターを飼うことを検討している方もいらっしゃると思います。
とはいえ、「一人暮らしでハムスターを飼うとって本当に大丈夫なの?」、「ハムスターにトラブルがあったらどうすればいいの?」など気になることもありますよね。
この記事では、ハムスターを一人暮らしで飼う際に気を付けたい注意点をお伝えします。
目次
一人暮らしでハムスターを飼う際の注意点
一人暮らしでハムスターを飼う際の注意点について下記の流れで説明していきます。
- ハムスターを飼育するコスト
- フォローしてくれる人がいない
- ハムスターの騒音、臭い
ハムスターを飼育するコスト
一人暮らしで生活がカツカツだけど、ハムスターを飼いたいと思っている方はよく読んでください。お金の話です。
より具体的にハムスターを飼うコストについて触れた記事を紹介しますので、もっと詳しく知りたい方は読んでください。
初期コストとしては、ネット通販で安く買えば1万円くらいで全然足ります。ネット通販する場合、どこで買えば良いかというと、「Amazon」とか「楽天市場」で大丈夫です。
ケージや回し車などの初期コストは10,000円程度で、エサやトイレ砂、床材などは消耗品なので、買い足していく必要があります。月に1,000~2,000円あれば十分です。
ではどこでお金が掛かるのかというと、、
電気代
意外とお金が掛かるところとしては、電気代です。ハムスターは温度管理をキチンとしないと命を落としかねませんので、エアコンによる電気代が一人で生活している以上に掛かります。冬場はヒーターという選択肢もありますが、特に夏場はエアコンを使わらず得ないです。
ハムスターの温度についてはこちらの記事でも紹介していますが、夏や冬はエアコンを利用する方が良いです。
通院・薬代
そして、もう1つは病気や怪我です。病気や怪我で通院すると少なくとも2000〜3,000円は掛かります(病院により異なりますので目安として)。症状次第ではもっと高額になり、数万円レベル掛かる場合もあり得ます。ハムスターは非常に弱い生き物です。医療費をケチっていると命を落としてしまうことをあるので、そのためのお金も準備しておきましょう。
ハムスターと病院については、こちらでも触れています。こちらも参考にしてください。
フォローしてくれる人がいない
毎日のお世話として、ハムスターのご飯、水やり、排泄物の掃除などがあります。人間はそこまで正確ではありません。ご飯や水を入れ忘れてしまった、夏場の猛暑日にエアコンを入れ忘れてしまったなどのうっかり「忘れてしまう」こともあるでしょう。
こういった時に同居している家族がいると気付いてくれることもありますが、一人暮らしの場合つらいところです。
病院に連れて行く時間を捻出できるかという点も一人暮らしでハムスターを飼う際のポイントです。
ハムスターの餌や床材、トイレの砂など飼育用品は、都合が良いタイミングで購入してストックしておく事ができますが、ハムスターが病気や怪我をしてしまうタイミングは図れません。万が一の際はハムスターの事を優先できるか、自分自身の事をよく考えてから飼った方が良いでしょう。
ハムスターの騒音、臭い
ハムスターの騒音といえば、回し車でハムスターが走る時に生じる音でしょう。回し車選びやケージの置く場所は慎重に選定してください。一人暮らしの物件だと壁が薄くて隣部屋の音が漏れてくるなんてことはありがちだと思います。トラブルに発展しかねませんので、騒音対策をした方が良いです。
回し車の騒音については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
一方の臭いですが、ハムスターは犬猫に比べれば、それほどウンチやオシッコの臭くないです。(オシッコにはそれなりの臭いがありますが、、、)とはいえ、ケージ内の掃除をサボると臭いをキツくなってきます。ハムスターを飼う上で、ケージ内の掃除は毎日の必須作業なので守るようにしましょう。あと、下手な消臭剤とか芳香剤は使わない方がハムスターにとって幸せです。
ハムスターの臭いについてはこちらの記事が詳しいです。
一人暮らしでハムスターを飼う時に便利なアイテム
ここまでハムスターを一人暮らしで飼う際に注意すべき点をお伝えしてきました。その中で、一人暮らしだと「フォローしてくれる人」がいないという注意点がありましたが、一人暮らしでも「フォローしてくれる便利なアイテム」を紹介します。
以降で紹介するアイテムは、一人暮らしでハムスターを飼う負担を減らしてくれます。
※ちょっとITや家電機器が好きなので、そういったことを紹介します。
「目」の代わりになるカメラ&スマホアプリ
自分(飼い主)が家におらずハムスターの様子を確認できず、異変に気付く事ができないといったケースにおすすめなのが、ペットカメラ(監視カメラ)の設置です。
とはいえ、新しく購入するのもコスト的に難しいかもしれません。もし、利用してない余ったスマホがあれば、そのスマホを利用して、ペットカメラのように利用できます。そして、その映像を現在、自分が利用しているスマホから見ることができます。
こういったスマホを監視カメラ替わりに使えるアプリは色々ありますが、このブログでもアルフレッドというアプリについて紹介した記事があります。参考にしてみてください。
デメリットは、スマホの「通信量」です。動画データですので、見すぎるといつの間にか速度規制…なんてこともありますので。
外からでも部屋の温度を確認でき、エアコンなどを操作できる「スマートリモコン」
外出先からも自宅のエアコンを操作でき、なおかつ温度状態を確認できる温度センサーが付いた「スマートリモコン」があるとエアコンの付け忘れても全然怖くないです。
部屋が一定の温度以上もしくは温度以下になった場合は、通知してくれる機能を備えた製品も多いです。
詳細はこちらの記事が参考になります。
一人暮らしでハムスターを飼う際に準備する飼育用品
一人暮らしだからといって、ハムスターを飼う際に購入すべきハムスター飼育用品は変わりませんが、それなりに多くの物が必要になりますので注意点として挙げさせて頂きます。
- ケージ・・・・・・・・・・ハムスターを飼う容器
- 床材・・・・・・・・・・・ケージに敷くハムスターが生活する地面になる
- 巣箱(隠れ家)・・・・・・・ハムスターが睡眠を取り、くつろぐ場所
- 給水器餌入れ/餌・・・・・ハムスターの餌を入れる容器と餌
- 回し車・・・・・・・・・・ハムスターが走るための滑車
- トイレ容器・トイレ砂・・・ハムスターおしっこするトイレ容器と敷く砂
- 砂浴び用容器・砂浴び用砂・ハムスターの体を綺麗にする砂入れと砂
- 温度計・・・・・・・・・・ケージ近くの温度を測る温度計
- ヒーター・・・・・・・・・冬に利用する小動物用のヒーター
- スケール・・・・・・・・・ハムスターの体重や餌量の測定する
- キャリーケース・・・・・・ハムスターを運んだり、避難場所に使うケース
全てが一度に必要になるわけではありませんが、上記が揃うと相当飼育しやすいです。
詳しくは下記の記事を参照ください。選び方のポイントなど詳しく書きました。
【結論】一人暮らしでもハムスターは飼える
一人暮らしでハムスター飼う際の注意点はこの記事に書いた通りですが、当然ハムスターの飼えない訳ではなく、むしろ飼えます。
ただし、素敵なハムスターとの生活を送るためには、自身の生活の中でハムスターを飼う余裕があるか?よく考えた上でハムスターを飼う事を決断した方が良いでしょう。
やはり、一人暮らしでハムスターを飼う上で一番考慮しなければならない点は、自分が「ハムスターの日々のお世話をこなせるか?」という点に尽きるでしょう。
- 餌や給水器の水入れ替え
- 汚れたトイレの砂や床材の回収
- 飼育用品の簡単な点検
- 餌の食べ残しチェック
- ハムスターの健康状態の確認
日々これらのお世話が必要です。慣れれば10分程度で終わりますが、怠ってしまうとハムスターの命に関わってしまいます。
紹介は下記を参考にしてみてください。
ハムスターの飼育グッズを購入するなら、楽天がおすすめです。Amazonよりも安く購入できるケースが多いです。
Amazonと楽天でハムスター用品を検索するならこちらから。Amazonは小動物カテゴリー、楽天はハムスターカテゴリーのページに遷移します。