突然ですが、ハムスターが急苦しそうにしていたり、いつもと違う様子だったらどうしますか?
ハムスターは非常に「弱い動物」です。
また、色々なところで言われている通り、ハムスター達はあまり苦しそうな表情や痛がっている様子は見せないです。
もし、呼吸が辛そうだったり、動き方がいつもと違うといった場合は、一刻も早く診察してもらった方が良いでしょう。
私もハムスターの病気に遭遇した時、数時間くらいテンパりまくってしまい冷静に判断できなかった過去もあるので、ここに書いてあることは最低限覚えておいてほしいなと思います。
この記事では特に初めてハムスターを飼う人向けに最低限抑えておいてほしい5つのことを紹介します。
目次
1.近くにあるハムスターを診てくれる病院を確認
自宅近くにハムスターを診てくれる病院があるかチェックしてみましょう。
注意点としては、「動物病院」というだけで判断するのは避けましょう。
ハムスターを診療可能な病院は犬や猫と比べると少ないので、ハムスターが診療可能かどうかキチンと確認するようにしてください。
私はハムスターの具合が悪くなってから、探し出しましたが、その時は夜間だったため、ハムスターを診療可能かすぐの確認ができず、病院探しに時間を取られ対応が遅くなってしまいました。そのことは今でも後悔しています。
2.夜間休日の緊急時にも備えよう
ハムスターが突然苦しそうにしだす、動き方がいつもと違うという場合、自宅近くの病院が空いていれば、すぐにそこに駆け込みましょう。
問題は深夜や休日だった時です。その病院が深夜や休日も開いているのであれば良いですが、中々そういった病院は多くありません。
そして、病院が開くまで待っていては、ハムスターが命を落としてしまう可能性があります。
夜間診療可能な病院や住診可能な病院も探しておきましょう。
当然ですが、人間の時間軸とハムスターの時間軸は全然違います。スピード感ある対応を心がけたいところです。
3.ハムスターを病院に連れて行く時の注意点
車で運べるという方は別かもしれませんが、キャリー用のケース(ケージ)もハムスターを飼う時に購入すると良いでしょう。
また、弱っているハムスターにとって、移動は負担です。特に夏や冬の気温はよりキツイはずなので、極力負担が掛からないように工夫してあげてください。(夏であれば保冷剤、冬であればカイロや湯たんぽなどをブランケットでくるんだり、ケースの近くに置いたりすると良いでしょう。)
あとは、少量のご飯や水分のある野菜などを一緒に持っていくと良いでしょう。
病気の可能性が高い場合、通院先の病院にこれらの内容を確認しても良いかもしれません。
- 住んでいるケージごと連れてきた方が良いか?
- 排泄物などの検体が必要になるか?
4.治療費は軽症ならばそれほど掛からないが、状況によっては高額になる
日中帯に軽いケガで診てもらう程度であれば、総額で2000円~3000円程度で済みます。
ただし、救急や住診の場合は数万円掛かる場合もあります。
私は以前突然ハムスターの容態が悪化したため、獣医さんに自宅に来てもらう「住診」をお願いしましたが、40,000円掛かりました。
比較的安く飼育できる生き物とはいえ、病気や怪我の際にはそれなりにお金が掛かるものだという事は理解しておいた方がいいでしょう。
5.日ごろからハムスターの健康状態をチェックしよう
怪我や病気に気付けるようになることも重要です。日ごろから「いつもと違いはないか」確認した方が良いです。少なくともこれら内容については、日ごろから確認をするようにしましょう。
- 毛並みの状態
- 便の状態
- 外傷の確認
- 食事はとっているか
- 動き(歩き方、走り方、しぐさ)
ざっと上記内容ですが、詳細については下記の記事で詳しく解説しています。是非読んでおいて欲しいです。
私も注意しながらハムスターと過ごしていますが、どうしても怪我や病気にはなってしまいます。
こちらは怪我や病気になった時のことをまとめた記事です。
目やにと涙について
軽い外傷・病院での様子について
下痢や軟便について
さいごに
私自身、ハムスターのお別れに立ち会った経験がありますが、とても辛いものです。
怪我や病気は、ハムスターのために安全な住環境を整え、栄養バランスの良いペレットを与えてるなど、飼い主がどんなに心がけていたとしても起こり得るものです。
最低限、これら5つの内容を覚えておけば、これからハムスターが怪我や病気に迅速に対応できるようになりますので、是非抑えておいてください。
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