ハムスターは時折飼い主を威嚇してくることがあります。威嚇している時に接し方を誤ってしまうと、ハムスターと良好な関係を築くことが難しくなります。
飼い主としては、「ハムスターの威嚇行動とはどのようなものなのか?」、「威嚇されたら飼い主としてはどのように対処すればいいのか?」理解する必要があります。
ハムスターの威嚇行動について
鳴き声
ハムスターの威嚇行動といえば、鳴き声が有名でしょう。
ハムスターが鳴き声を出すことはあまりない動物ですが、鳴く理由は威嚇のみだけではありません。
威嚇している時の鳴き声は「ジッ」、「ジー」、「キー」などです。
ハムスターが威嚇目的で鳴く契機(タイミング)色々ありますが例としては下記の通りです。
- ハムスターを触った時
- ハムスターを触ろう手を近づけた時
- ハムスター同士のケンカ
ハムスターが上記のような鳴き声を上げる理由は、「近寄るな」、「触るな」という意味です。
もし、このように鳴かれた場合には、それ以上ハムスターを触ろうとしない方が良いです。ハムスターを余計苛立たせてしまうだけです。
多頭飼いでハムスターを飼っているとハムスターの鳴き声が聞こえることが多いかもしれません。
ハムスター同士が喧嘩している可能性もあります。怪我につながりますので注意しながら飼いましょう。
多頭飼いについてはこちらで詳しく書いてます。参考までに
「キー」という鳴き声は「ジー」、「ジッ」などより更に感情的になっている時に発します。
仰向けになり、敢えて弱点であるお腹を見せて「キー」と鳴く時は余程です。
ハムスターの鳴き声や体勢から感情の高ぶりが分かりますので、理解しておきましょう。
歯をカチカチとならす
歯をカチカチと鳴らす時はハムスターが不満に思っている時ですが、威嚇の意味もあるようです。
手に乗せた際などに分かりやすいですが、ハムスターから「カチカチカチカチ…」と歯を鳴らしているような音がしたら、何か不服に感じている時です。
ハムスターと遊んでいる時に歯をカチカチ鳴らす音が聞こえたら、ケージに帰してあげるようにしましょう。
ハムスターが威嚇するとき
ハムスターが威嚇するときは、ハムスターがまだ飼い主や環境に慣れていない時が多いです。
特にお迎えしたばかりの時は、緊張感MAXです。
視界に入る世界、聞こえてくる音、匂いなど全てが違いますので無理もありません。
お迎えしたばかりの際は、「フリーズ」することが多いかもしれません。ちょっと慣れてくると威嚇行動に出る場合もあります。
フリーズについては、こちらで解説しています。
威嚇行動をされてしまうと飼い主としては、あまり面白いものではありませんが、ハムスターは飼い主に慣れてくれるまでには時間が掛かるものです。
じっくり焦らず向き合うようにしましょう。
また、ハムスターはあまり触られたくない体の部分を触られると威嚇することもあります。特に気を付けたいのが「お腹」です。急所であるお腹は慣れてからも触ると威嚇されることが多いので注意しましょう。
また、ハムスターの種類や性格によってはだいぶ変わります。よく威嚇する子もいれば、あまり威嚇しない子もいます。
ハムスターの個性にあったコミュニケーションを心がけることが重要です。
ハムスターに嫌われないことが大切
ハムスターを飼う上で嫌われないことが大切です。
威嚇はハムスターが発信した信号です。
威嚇されたのであれば、それ以上ハムスターに構わないことが大切です。ハムスターの気持ちを尊重しましょう。
ハムスターは飼い主が危険な存在ではないと分かれば、ハムスターは興味を持って飼い主の方に関心を示しますし、慣れてくれます。
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