水槽をケージ代わりに使ってハムスターを飼っていてちょっと悩むところがあるとするならば、給水器かもしれません。
この記事では水槽に使える給水器の種類と個人的なおすすめを紹介してきます。
目次
ハムスターを水槽で飼うと良い給水器が見つかりづらい
ハムスターを水槽で飼う場合、使える給水器の選択肢は少ないです。
給水器の選択肢としては、下記の3つになるでしょう。
- 置き型の給水器
- 天井から針金で吊るすタイプの給水器
- 吸盤やテープで圧着させるタイプの給水器
ハムスター用のケージの場合は、いい感じにケージに設置できる給水器が付属していたり、同一メーカーの給水器と相性が良く使いやすかったりします。
その点、より汎用的な位置付けにある水槽はちょっと悩ましいですね。
以降では、上記で挙げた3つの給水器の特徴を簡単に紹介していきます。
置き型の給水器
ハムスターの給水器といえば、ゲージに固定したり、天井から吊るすイメージがあるかもしれませんが、実はケージの中に置くタイプの給水器もあります。
このブログでも紹介した「ハッピーサーバー」はこの置き型の給水器です。下記はハッピーサーバーのレビュー記事でよろしければ参考にしてみてください。
置き型の給水器は数が少なく、ハッピーサーバー以外にもこんな商品もあったります。(水回りに木なので、おすすめしませんがw)
置き型タイプのメリットは、置き型タイプの給水器のメリットはなんといっても好きなところに置けるところです。ワイヤーケージだろうが、プラスチックケージだろうが、水槽だろうが関係ありません。そのため、ハムスターのケージを別も物に変更したとしても、使っていた置き型の給水器をそのまま使い回す事ができます。
置き型タイプの給水ボトルにもデメリットはあります。
それはハムスターに倒されてしまう可能性があるということです。もちろん、倒されないよう設計されていますが、ケージに固定された給水器などと比較すると安定感は落ちるでしょう。また、ケージに置くのでその分ケージが狭くなるのもデメリットです。
天井から針金で吊るすタイプの給水器
実は色々な給水器で対応しているのが、この天井から針金で吊るすパターンです。様々な給水器が利用可能なのですが、問題は使う水槽の天井部分に針金を設置できるかどうかでしょう。
ポイントは、「天井から針金を吊るすことができること」、「動かないよう固定できる位置に給水ボトルを設置できるか」の2点です。
また、「外観が嫌だ」という意見も良く聞きます。見栄えは確か…ですね。
とはいえ、うまく良い位置を見つけることができれば安定はしますし、割安に仕上がります。
だいたいの給水器では針金が付属していますが、例えば、以前このブログでも紹介した「マルチボトル」も針金が付属しており、天井から吊るすことができます。
この記事はルーミィというケージにマルチボトルを設置したという内容です。天井に吊るした使い方はしていませんが、参考までに。

吸盤やテープで圧着させるタイプの給水器
水槽の壁に給水器を吸盤もしくは両面テープのようなもので取り付けるのが、このタイプです。
このタイプの給水器のメリットは、水槽タイプであれば確実に取り付けられる点です。例えば、置き型タイプの給水器は、飲み口をハムスターの飲みやすい位置に調整しづらい(できないものも)ですし、針金のように位置決めの難しさもありません。
また、商品によっては取り付けと取り外しが容易です。
デメリットは吸盤やテープで固定しているので、取り付けが甘かったりすると落ちてくる可能性があるところです。
ただし、商品によっては、ハムスターが齧れるような低い位置に吸盤があるものです。ハムスターが噛めてしまう位置に吸盤があるので、速攻でボロボロにされます。(私も一度買って失敗しましたね。。。)
水槽におすすめの給水器はどれか?
ここまで給水器の3つタイプについてみてきました。ハムスターの飼育環境はそれぞれですので、自身の飼育環境にあったものも選んでみてください。
私のおすすめを挙げる下記の2つです。
どちらも「吸盤やテープで圧着させるタイプの給水器」になります。
- ウォーターボトル スモール
- 水ボトル回し車取付ホルダー強力吸盤固定タイプPハンガー
ウォーターボトル スモール
この「ウォーターボトル スモール」は水槽に「テープ」で固定して使えるほか、針金で天井から吊り下げて使うことができます。
ただし、この商品amazon等での低評価が凄まじいです。下記のように言われているため、抵抗のある人はやめておきましょう。
ちなみに、私も2つほど持っていましたが、水が出ないということはありませんでした。
- 新しく飼ったハムスターに使用したらまったく水が出ないのでとても困りました。
二つ買ったうちの片方が調子が悪いです。水の出方にムラがあります。ダメなときは全然水が出ません。
それでも、この商品をおすすめする理由は、テープによる固定が優秀でハムスターに齧られてボロボロになる心配がないからです。これはテープの位置が絶妙で高い位置にあるからです。
下記の写真が「ウォーターボトル スモール」です。給水ボトルの上の方でテープ止めされており、ハムスターに齧られる心配がないです。

デメリットはテープ自体の取り付けと取り外しがしにくい点です。
水ボトル回し車取付ホルダー強力吸盤固定タイプPハンガー
こちらは、給水ボトルを取り付けるための「吸盤とアクリル板」がセットになった商品で、給水ボトルは付属していません。
※意欲的というか、給水器のみならず回し車の取り付けも想定している商品です!!
この商品はおすすめする理由は下記2点です。
- 取り付けも取り外しもしやすく、吸着もかなり優れている
- 給水ボトルの高さを吸盤の位置調整なくできる
Pハンガーは「ネジ式」になっています。吸盤を締めたり、緩めたりはネジで調整可能です。取り外すためにぐいぐい引っ張る必要がありません。
また、下記の画像をご覧頂きたいのですが、Pハンガーに取り付けた給水器側で高さ調整ができるもの優れたポイントです。
こちらはグラスハーモニーというケージに、Pハンガーを取り付けた様子です。給水ボトルはマルチボトルです。
給水ボトル側でちょっと高めに高さ調整してます。

こちらはミニデュナというケージにPハンガーを取り付けた様子です。給水ボトルはマルチボトルです。
給水ボトル側で低めに高さ調整をしています。

デメリットはやや高価な点、そして、Pハンガー自体が大き目なので、高さがあまりないケージではちょっと窮屈になってしまうところです。
ケージの高さが25cm程度の場合はちょっと高さ調整がしづらく低めのセッティングになっていまします。
その場合、Pハンガーの別タイプの物がおすすめです。吸盤がダブルのものや給水ボトル付きのPハンガーも存在します。
下記は実際に使っている給水ボトル付きのタイプですが、ネジの位置が低くおすすめです。

ハムスターの飼育グッズを購入するなら、楽天がおすすめです。Amazonよりも安く購入できるケースが多いです。

Amazonと楽天でハムスター用品を検索するならこちらから。Amazonは小動物カテゴリー、楽天はハムスターカテゴリーのページに遷移します。