ふと、ハムスターが仰向けで寝ていたりすると「かわいいなあ」と思ってしまいます。
それと同時に「仰向けで寝ているけど、ハムスター的にはどういう心境なのだろうか?」と疑問を持つ人も多いでしょう。
その感覚は正解で、仰向けで寝るハムスターを見かけて、「かわいいな」って思って写真や動画撮って「はい、終わり。また明日もやってね(^^♪」と思うのはちょっと危険かもしれません。
仰向けで寝るハムスターがどのような気持ちなのか紹介します。
ハムスターが仰向けで寝ている理由
ハムスターが仰向けで寝ている理由は、下記の2つが考えられます。
- 暑いので熱を発散させようとしている
- リラックスしている
仰向けで寝ているとはいっても、上記2つを比較するとその理由の意味が全然違います。
暑くて苦しいのにも関わらず、「リラックス」していると誤解釈してしまうことは危険ですので、「暑いのかもしれないのかもしれない」と飼育環境を疑うことが重要です。
下記で深掘りします。
暑いので熱を発散させようとしている
ハムスターが仰向けで寝ている姿をよく見かけるのは「夏」です。
ハムスターが仰向けで寝ているということは天敵がいなくてリラックスしているのではなく、暑いので、体を伸ばしお腹を出すことで熱を発散させようとしている可能性もあります。
ハムスターが仰向けで寝ているのであれば、まず部屋の温度(特にケージ付近)を確認してみましょう。
もしかするとハムスターにとってはかなり暑いのかもしれません。
もし、温度計を持っていないないようでしたら、購入してください。温度計はハムスターを飼う上で必須アイテムです。
温度計はあれば何でも良いですが、おすすめは下記のような商品です。
「デジタルで温度が分かりやすい」、「湿度も分かる温湿度計」、「最大温度と最低温度が分かる」といった多機能な点がおすすめの理由です。
こういった温度計をケージの脇に置いておくと、ハムスターを飼う上で暑すぎたり、寒すぎたりしないか分かりやすいです。
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あまりにも室温が高過ぎるようでしたら、エアコンなどで温度調整してください。
また、夏のみならず、冬でも注意が必要です。特にエアコンだけではなく、断熱材やヒーターを使っているのであれば、ケージ内は暑すぎる場合があります。
ケージの温度がどうなっているか確認することはもちろんのこと、サーモスタットの温度設定を見直した方が良いかもしれません。
リラックスしている
ハムスターにとってお腹を見せるという行為は「急所を晒す」ことになりますので、警戒していない証拠といえるでしょう。
しかし、上記の通りで実は「暑くてたまらん」という状態かもしれません。
繰り返しになりますが、ハムスターの飼い主としては、まずは温度が暑くないか確認をすべきです。
ハムスターの温度変化と日頃見せる仕草を観察することで、「今は暑いのかな?」などの感覚が分かってくると思います。
これは経験則でしかありませんが、温度状態が20℃~23℃くらいの時だとハムスターが仰向けで寝ることはあまりありません。
それ以上の温度になると個体によっては、仰向けで寝る傾向にあります。
さいごに
「動物にとって急所を見せるという行為は、警戒心がなく飼い主に安心しきっている証拠だ」という理論も間違いではありませんが、本当にそうなのか事実を確認することが重要です。
インターネットで調べると、稀にこの「仰向けで寝る」という行為について、やや誤解が意見を目撃しますので注意しましょう。
上記の通りで、まずは「暑がっている」という方向で考えた方が良いでしょう。
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