ハムスターのクルミの与え方について紹介します。
ハムスター クルミの与え方
クルミは小動物用のおやつとして馴染みあるものです。クルミのような木の実は嗜好が高く、ハムスター好んで食べることが多いです。
注意すべき点は、クルミはあくまで「おやつ」です。ペレットのように主食として与えるべきではありません。
クルミを与える際の注意点は下記の通りです。
- クルミはおやつとして与える
- クルミはたまに少量与える
- 人間用のクルミは与えない
クルミはおやつとして与える
クルミはハムスターに必要なタンパク質や繊維質などが高めですが、やはり脂質かなり高いです。そのため主食として好ましくありません。
小動物用のクルミを見かけた際、パッケージに記述された保証成分に注目していただければ一目瞭然ですが、「粗脂肪」が多すぎます。
脂質を取り過ぎるとハムスターは太ってしまいますし、脂質の高い食事は、目の病気(マイボーム線種)や肝疾患などに繋がる恐れがあります。
小動物用のクルミの保証成分を確認する限り、商品により多少のバラつきはあるにせよ、粗脂肪は「60%以上」は超えます。
これは栄養バランス的に優れているとされているペレットの10倍以上はあります。
この結果からもクルミをあまり与えるべきではないということが分かるはずです。
クルミはたまに少量与える
上記で紹介したように脂質が多いです。
よくハムスターに与える餌量は体重の5%~10%と言われています。
例えばドワーフハムスターの場合、大人のハムスターでも体重は30~45グラム程度です。30グラムの体重だとして、10%は3グラムです。
少量のクルミだったとしても、ハムスターには多すぎるかもしれませんので与え方には注意しましょう。
クルミはあくまで「おやつ」です。ドワーフハムスターのような小さい種類であれば、1回に与える量は1粒を割って少量与えるくらいでも十分です。
また、他の種子や木の実も同じことが言えますが、クルミは毎日与える必要はありません。
毎日、クルミ与えていたのであれば、野菜や穀物などのレパートリー増やし、クルミを与える回数は減らした方が良いでしょう。
小さくちぎった野菜や穀物も食い付きが良いです。
人間用のクルミは与えない
人間用につまみなどで売られているクルミは与えないようにしましょう。
特に味付きのものは、調味料、香料、甘味料などが成分に含まれている可能性があります。こういったものはハムスターに食べさせるべきではありません。
「小動物用」として売られているクルミもありますので、そういったものを選んだ方が無難かもしれません。
小動物用であれば少量でクルミを売っています。大袋で購入しても使い切れないと勿体ないです。
ハムスターに与えるべきクルミ
ハムスターに与える前提であれば、「原材料はクルミ」だけのものにしましょう。
基本的に小動物用に売られているものは原材料がクルミのみでしょう。
殻付きのクルミもありますが、殻を剥いたクルミの方が取り出してすぐにハムスターに与えることができるため使いやすいですし、与える量を抑えることができます。
さいごに
クルミの与え方について紹介しましたが、基本的には少量をたまに与える程度に留めておくことをおすすめします。
また、原材料に余計なものが入っていないものを選ぶことを意識しましょう。
ハムスターの主食はあくまでペレットです。ペレットの選び方については、こちらを参考にしてみてください。

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